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JOURNAL沐浴の手順:ベビーバスで赤ちゃんを洗う、1回分の流れを順番に

書いた人
駒木 綾乃
最終更新

沐浴の手順は、足からお湯に入れ、顔、頭、首、体の前、背中の順に洗って、上がり湯、ふく、着替えの流れです。頭を支える手の位置、顔のふき方、背中を洗うときのひっくり返し方、上がったあとの着替えまで、山形市と文京区の資料をもとに順番にまとめました。

この記事の内容

沐浴の手順は入れる、洗う、ひっくり返す、上がる、の4つ

沐浴の手順は足からゆっくりお湯に入れて、顔、頭、首、体の前、背中の順に洗い、上がり湯をかけて、ふいて、着替えさせる流れです[1][2]。

ここでは準備するものやお湯の温度ではなく手をどう動かすかを順番にたどります。準備と温度は「新生児のスキンケアはいつから?」にまとめています。

お湯はベビーバスと洗面器の両方に用意しておきます。洗面器のお湯は顔をふくときと、最後の上がり湯に使います[1]。肌着とドレスは重ねて袖を通し、おむつといっしょにバスタオルの下に広げておくと、上がってからあわてません[1][2]。

お湯に入れる前と、入れるとき

  1. 服とおむつを外して裸にし、沐浴布をかけます[1]。
  2. 利き手の肘で、もう一度お湯の温度を確かめます[1]。
  3. 利き手でおしりを支えます。反対の手は親指と人差し指を開いて耳の後ろに当て、残りの指を首から背中にそえて頭を支えます[1]。文京区の資料は片手で首と頭、もう一方の手で股の間からおしりを支える、と書いています[2]。
  4. 足からゆっくり入れます[1][2]。

お湯に入れたら、そこからは片手を赤ちゃんから離さないつもりで進めます。東京都の案内も髪を洗うような短いあいだでも、目を離すと溺れるおそれがあるとしています[3]。

お湯を張った洗面器とタオル、着替えを低い台にそろえた沐浴の準備

顔、頭、首、体の前を洗う

上から下へ、きれいなところから順に洗います。

  • 顔。
    洗面器のお湯でぬらしたガーゼでふきます。ふく向きは目頭から目じりへ(文京区)[2]、目じりから目頭へ(山形市)[1]と、自治体で分かれます。どちらもひたい、ほお、鼻の下、あごの順です。1回ふくごとにガーゼをすすぎ、面を変えます[1]
  • 頭。
    ガーゼで頭をぬらしてから、石けんをつけて洗います。指の腹で円を描くように洗い、ガーゼで石けんを流して、水気をしぼったガーゼで仕上げにふきます[1]
  • 首。
    利き手の親指を他の指から離してV字をつくり、石けんをつけて洗います。皮膚と皮膚がくっついているところは汚れがたまりやすいので、石けんが残らないように流します[1]
  • 胸とおなか。
    指の腹で円を描くように洗います[1]
  • 腕と足。
    指先から体の中心に向かって洗います。にぎっている手は赤ちゃんの小指側から大人の親指を入れて開きます。足の付け根は親指でやさしく洗います[1]

ひっくり返して、背中とおしりを洗う

背中を洗うときは、体を回して背中を上にします。山形市の資料の手順は次のとおりです[1]。

  1. 利き手の親指を赤ちゃんの奥側の肩に置き、残りの指をわきの下に入れる
  2. 両手を使って、ひっくり返すようにして背中を上にする。このとき、手前側の赤ちゃんの腕が大人の腕を越えるように動かす
  3. 顔がお湯につからないように気をつける

背中を上にしたら、利き手で支えながら、反対の手で背中とおしりを円を描くように洗います。石けんはガーゼや沐浴布を使うと早く流せます[1]。

このとき、背中に湿疹ができていないか、おしりにうんちのふき残しがないかを見ながら洗います[1][2]。洗い終えたら、頭を支えてゆっくり元の向きに戻し、沐浴布を前からかけて、最後に股をやさしく洗います[1]。

上がり湯から、着替えまで

白いタオルで新生児の小さな足首とつま先を包んでふく、父親の大きな手

  • 上がり湯。
    洗面器のお湯の温度を確かめて、ゆっくりかけます。向きは足元から上へ(山形市)[1]、首から下へ(文京区)[2]と資料で分かれます。他の人にかけてもらうと楽です。お湯から上げるときは、赤ちゃんを振らないようにします[1]
  • ふく。
    バスタオルの上に寝かせてくるみ、押さえるように水気をとります。首やわきの下など、皮膚がくっついているところはふき残しがないように[1]。ふいたあとは必要に応じて保湿します[2]
  • 着替え。
    おむつを当てて仮留めします。袖口から大人の手を入れて服をたぐり寄せ、赤ちゃんの手を迎えにいって通します。腕を通したら、もう一度おむつを当て、テープが左右対称になるように留めます[1]
  • 耳と鼻。
    綿棒で、耳と鼻の入り口の水分をとります。片方の手で頭をしっかり固定し、肘をついて支えると、綿棒が奥に入りすぎません[1]

お風呂上がりは大人と同じようにのどが渇きます。母乳やミルクを欲しがるだけ飲ませます。欲しがる様子がなければ、無理に飲ませなくてかまいません[1]。

保湿の量や塗り方は「赤ちゃんの保湿のやり方まとめ」に書いています。

休む日と、手順に迷ったとき

熱があるとき、下痢や吐くことがひどいときは、沐浴を休みます[1]。熱があるあいだは、蒸しタオルなどで体をふくのが原則です[3]。下痢のときは、体調を見て、お湯でおしりだけ洗い流す方法もあります[1][3]。

自治体によっては、助産師に沐浴を見てもらえる相談もあります。文京区は生後27日目までに1回、500円です[2]。お住まいの自治体の母子保健の窓口で聞いてみてください。

&UTA のボディソープはきめ細かい濃密な泡が立ち、泡切れのよいソープです。洗ったあとのうるおいにはミルクローションを。「洗う」と「うるおす」の2つで、毎日の沐浴をおえられるようにしました。どちらも生まれてすぐから使えます。つくった理由はストーリーに書いています。

よくある質問

沐浴の手順を、順番に教えてください。

足からお湯に入れ、顔、頭、首、胸とおなか、腕と足、の順に洗います。そのあと体を回して背中とおしりを洗い、元の向きに戻して股を洗い、上がり湯をかけます。ふいて、おむつと服を着せたら終わりです。

背中を洗うときの、ひっくり返し方は?

山形市の資料では、利き手の親指を赤ちゃんの奥側の肩に置き、残りの指をわきの下に入れて、両手でひっくり返して背中を上にします。このとき顔がお湯につからないように気をつけます。

この記事は一般的な情報です。肌の症状が続くとき、気になるときは、医師にご相談ください。

参考にした資料

  1. 山形市母子保健課(2020)おふろの入れ方(令和2年7月作成)
  2. 文京区(—)沐浴の資料(両親学級)
  3. 東京都保健医療局(—)東京都こども医療ガイド 沐浴のしかた-解説-