- 書いた人
- 駒木 綾乃
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東京都に住んでいると、国の給付に加えて、都の制度が使えます。赤ちゃんファースト(10万円分、2026年1月〜2027年3月生まれは13万円分)、018サポート(月5,000円)、子育て応援+(11,000円)、無痛分娩の費用助成(最大10万円)です。区によっては、出産費用の助成もあります。
この記事の内容
東京都で使える制度は、国・都・区の3段
東京都に住んでいると、出産や子育てで使える制度が3つの段に分かれています。
- 国の制度
出産育児一時金・児童手当・妊婦のための支援給付など。全国どこでも同じです - 東京都の制度
赤ちゃんファースト・018サポートなど。都内に住む人が対象です - 区市町村の制度
出産費用の助成など。住んでいる区市町村で違います
国の制度は「出産・子育てでもらえるお金と制度の一覧」にまとめています。この記事では、東京都と区の制度を並べます。内容は、2026年10月31日に東京都と各区の公式ページで確かめたものです。
東京都の制度の一覧
| 制度 | 内容 | 対象 |
|---|---|---|
| 赤ちゃんファースト | 育児用品やサービスを選べる10万円分のポイント | 2026年4月1日以降に生まれ、生まれた日に都内に住所がある子ども |
| 赤ちゃんファースト+(プラス) | 3万円分が加わる | 2026年1月1日〜2027年3月31日に生まれた子ども |
| 018サポート | 子ども1人に月5,000円 | 0歳から18歳まで。所得制限なし |
| 子育て応援+(プラス) | 子ども1人に11,000円を1回 | 2026年2月2日〜2027年4月1日に0〜14歳の都民 |
| 無痛分娩の費用助成 | 最大10万円 | 2025年10月1日以降に、都の対象医療機関で無痛分娩をした人 |
それぞれの出典は、下の見出しにつけています。
赤ちゃんファースト:10万円分の育児用品
子ども1人につき10万円分の育児用品や子育て支援サービスを、専用のサイトでポイントを使って選べます[1]。2026年1月1日から2027年3月31日までに生まれた子どもには、「赤ちゃんファースト+(プラス)」として3万円分が加わります[1]。
2026年度に生まれた子どもの申請期限は2027年9月15日です[1]。申請からおおむね4か月で、ギフトカードが届きます[2]。私たち&UTA の商品も、赤ちゃんファーストで選べます。登録のしかたや選べるものは「東京都「赤ちゃんファースト」の使い方」にまとめています。
018サポート:子ども1人に月5,000円
0歳から18歳までの子どもに、1人あたり月5,000円が配られます。所得制限はありません[2]。2026年度は8月・12月・2027年4月の3回に分けて振り込まれ、回ごとに申請の期限があります[2]。
赤ちゃんが生まれたら、018サポートを申請するときに、赤ちゃんファーストにも一緒に申し込めます[2]。申請のしかたと期限は「018サポートとは?」にまとめています。

子育て応援+(プラス):11,000円を1回
2026年2月2日から2027年4月1日までのあいだに0歳から14歳の都民に、1人11,000円が1回だけ配られます。この期間に生まれた子どもも対象です[3]。これだけの申請はいりません。2026年3月16日以降に018サポートを申請した人は、018サポートの最初の支給日に一緒に振り込まれます[3]。
無痛分娩の費用助成:最大10万円
2025年10月1日以降に、東京都が公表する対象医療機関で無痛分娩をした人に、費用を最大10万円助成しています[4]。都内で妊娠の届出をして母子健康手帳を受け取り、申請の日まで都内に住んでいることが条件です。申請は電子申請だけで、出産の翌日から1年以内です[4]。
対象の条件と用意する書類は「東京都の無痛分娩の費用助成」にまとめています。
区市町村が行い、都が支える制度
次の2つは、東京都が費用を補助し、区市町村が行う制度です。使えるか、いくらかは、住んでいる区市町村で違います。
- 保育料の第一子無償化
2025年9月1日から、第一子の保育料を無償にする区市町村を、都が支えています。年齢や所得にかかわらず、認可保育所などを使うすべての世帯が対象です[5] - ベビーシッターの一時預かりの利用支援
2026年10月1日に始まりました。急な用事などで一時的に保育が必要な人が、ベビーシッターを安く使えるよう、区市町村が利用料を下げ、都がその一部を補助します。対象は主に未就学児で、区市町村が必要と認めた人です。上限の額などは区市町村で違います[6]
産後に心と体のケアを受けられる「産後ケア事業」も、区市町村が行っています。使い方は「産後ケア事業とは?」にまとめています。

区の出産費用の助成(3区の例)
区によっては、出産費用を独自に助成しています。国の出産育児一時金とも、都の赤ちゃんファーストとも別の制度です。2026年10月31日に確かめた3区は次のとおりです。
| 区 | 助成の額 | 対象の出産 | 申請の期限 |
|---|---|---|---|
| 港区 | 最大31万円(子ども1人のとき) | 2023年4月1日以降 | 生まれた日から1年以内 |
| 千代田区 | 最大31万円(出産費用の実費から出産育児一時金を引いた額) | 2025年4月1日以降 | 出産の日から2年間 |
| 世田谷区 | 子ども1人につき5万円 | — | 出産の日から1年以内 |
港区は、申請の日に区内に1年以上住んでいることなどが条件です[7]。千代田区は、双子以上でも上限は31万円です[8]。世田谷区は、出産の日に子どもの住所が区内にあることが条件です[9]。
23区すべての出産費用の助成とお祝い金は「東京23区の出産のお金を比べる」にまとめています。最新の情報は、住んでいる区の公式ページか、区の窓口で確かめてください。
よくある質問
赤ちゃんファーストと018サポートは、別々に申請しますか?
018サポートを申請するときに、赤ちゃんファーストにも一緒に申し込めます。2026年4月1日以降に生まれ、生まれた日に都内に住所がある子どもが対象です。
区の出産費用の助成は、どの区にもありますか?
区によって違います。2026年10月31日に23区の公式ページを確かめたところ、出産費用の助成があったのは港区・千代田区・渋谷区・足立区・世田谷区・台東区の6区でした。23区の比べ方は「東京23区の出産のお金を比べる」にまとめています。
参考にした資料
- 東京都福祉局(2026)東京都出産・子育て応援事業 ~赤ちゃんファースト~
- 東京都(2026)018サポート ポータルサイト
- 東京都(2026)子育て応援+(プラス)のお知らせ(018サポート ポータルサイト)
- 東京都福祉局(2026)無痛分娩費用の助成
- 東京都福祉局(2025)保育料等の第一子無償化
- 東京都福祉局(2026)ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)
- 港区(2026)出産費用の助成
- 千代田区(2026)出産費用助成
- 世田谷区(2026)世田谷区出産費助成制度
