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JOURNAL赤ちゃんの汗対策:服の枚数と素材の選び方

書いた人
駒木 綾乃
最終更新
確認日
(京都府 子育てQ&A「衣服の枚数と調節」)

赤ちゃんの服の枚数は、月齢で「大人より1枚多い」から「大人と同じ」「大人より1枚少なめ」へ変わっていくと、自治体の資料にあります。暑いサイン、素材の選び方、汗をかいたあとの着替えを、国と自治体の資料でまとめました。

この記事の内容

赤ちゃんの汗と服の枚数の目安

「赤ちゃんには大人より1枚多く着せる」と聞いたことがある人は多いと思います。自治体の資料を読むと、月齢によって目安が変わります。

月齢 京都府の資料 中津川市の資料
新生児 大人プラス1枚[2] 大人より1枚多く着せ、保温に気をくばる[1]
2か月ごろ〜 大人と同じ枚数[2] 体温を調節できるようになってくるので、大人と同じ枚数か、1枚少ないくらい[1]
6か月を過ぎたら 大人より1枚少なめ[2] —

京都府の資料(2006年)は、冷暖房が広まったいまは、冬は暖房のきいた室内で着せすぎることもあり、夏はクーラーのききすぎた部屋で冷えすぎることもある、と書いています。枚数にこだわるより、赤ちゃんの様子を見て、肌に触れて確かめることをすすめています[2]。赤ちゃんは手足から熱を逃がして体温を調節するため、室内では手袋や靴下はいらない、ともあります[2]。

暑いサインを見る

枚数が合っているかどうかは、赤ちゃんの様子でわかります。

  • 脇の下に汗をかいている。
    中津川市の資料は、暑いサインだとしています[1]
  • 顔が赤く、ひどく汗をかいている。
    環境省の資料は、深部体温がかなり上がっていると考えられるので、涼しい場所で十分に休ませるよう書いています[6]

寒いのか暑いのか、赤ちゃんは自分で言えません。環境省の資料は、環境に合わせて涼しい服装にし、衣類を着たり脱いだりさせることを、まわりの大人の役割としています[6]。

生後3か月ごろからの着替えの習慣

中津川市の資料は、生後3か月ごろから、朝と晩に裸にして着替える習慣をつけるよう書いています。季節に関係なく、1年を通して続けることをすすめています[1]。手足を動かして活発になってくるので、上下に分かれた服を着せるとも書かれています[1]。

汗腺が完成するのは3歳ごろです。少しずつ薄着の習慣を身につけて、生活の中で皮膚を鍛えていきましょう、とあります[1]。

窓辺で、半そでの綿のロンパースを着て座る赤ちゃん

素材と形の選び方

  • 汗を吸って、風を通す素材。
    岡山大学病院の資料は、通気性や吸湿性がよく、肌あたりのよい木綿などの衣類を勧めています[3]。横浜市の資料と中津川市の資料にも、汗を吸いやすい綿や木綿を選ぶとあります[4][1]
  • わきの下をカバーできる形。
    中津川市の資料は、脇の下をカバーできる、Tシャツ型の下着や洋服がよいとしています[1]
  • 体をしめつけない、涼しい服。
    消費者庁は、外出のときは体をしめつけない涼しい服装にして、日よけ対策もするよう呼びかけています[5]
  • 肌をチクチクさせない。
    京都府の資料は、肌着や衣服は吸湿性がよく、肌を刺激する飾りがないものが望ましいとしています[2]。湿疹のある肌については、ガイドラインに、羊毛やごわごわした素材の衣類のような軽い刺激でも、かゆくなることがあると書かれています[7]

汗をかいたあとは、こまめに

汗は、かいたあとの扱いが大切だと、複数の資料に書かれています。

  • 汗をかいたら、こまめにふく・着替える・シャワーを浴びる[3][4]
  • 昼寝のあとなど、汗をかいたときは、さっとシャワーで洗い流す。ふくときはこすらない[1]
  • 汗をかきそうな日は、着替えを持っていく[3]
  • 髪の毛がかかるひたいや首もとも、あせもができやすいので、髪を結ったり、髪留めでとめたりする[3]
  • エアコンや扇風機は、直接風が当たらなければ効果的。温度は下げすぎない[1]

あせもは、汗のたまりやすい首、わき、ひじやひざの内側、背中、おむつの中にできやすいとされています[3]。見分け方は「あせもと乳児湿疹の見分け方」にまとめています。

タオルを手に、汗をかいた赤ちゃんの背中をそっとふく大人の手

汗を流す日のお風呂に

汗をかいた日は、シャワーやお風呂で汗を洗い流します。夜のお風呂では、石けんを泡立てて、手でやさしく洗います。泡の作り方は「ベビーソープの泡の作り方と、洗うときの力加減」にあります。

&UTA のボディソープは、クリーミーな濃密な泡が立ち、泡切れのよいソープです。新生児から大人まで、家族みんなで使えます。洗ったあとのうるおいには、弱酸性のミルクローションを。肌になじんでうるおいを与え、乾燥を防ぎます。つくった理由は、ストーリーに書いています。

よくある質問

赤ちゃんの服は、大人より1枚多く着せるの?

月齢で変わります。京都府の資料では、新生児は大人プラス1枚、2か月以降は大人と同じ枚数、6か月を過ぎたら大人より1枚少なめが目安です。中津川市の資料でも、生後2か月ごろから大人と同じか、1枚少ないくらいにするとあります。

赤ちゃんが暑いかどうかは、どこを見ればわかる?

中津川市の資料は、脇の下に汗をかいていたら暑いサインとしています。環境省の資料は、顔が赤く、ひどく汗をかいているときは、涼しい場所で十分に休ませるよう書いています。

この記事は一般的な情報です。肌の症状が続くとき、気になるときは、医師にご相談ください。

参考にした資料

  1. 中津川市(—)赤ちゃんの皮膚の病気(資料2-⑦・2-⑧・2-⑨)
  2. 京都府(2006)子育てQ&A「衣服の枚数と調節」
  3. 岡山大学病院 薬剤部(2021)薬の窓口 No.328(あせも)
  4. 横浜市旭区福祉保健センター(—)赤ちゃんの健康~夏版~
  5. 消費者庁(—)消費者安全 子どもを事故から守る!Vol.556 熱中症を防ぐために!
  6. 環境省(2014)日常生活における熱中症 子どもと高齢者の熱中症予防策(熱中症対策に係る地方自治体等担当者向け講習会資料)
  7. 日本皮膚科学会・日本アレルギー学会(2024)アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024(日本皮膚科学会雑誌 134巻11号)

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肌と成分あせもと乳児湿疹の違いは? 見分け方と、家でできること・受診の目安あせもは、汗の出口がつまってできる小さなブツブツで、首・わき・ひじやひざの内側など汗のたまるところに出ます。乳児湿疹は、生後まもなくから頭や顔に出ることが多い湿疹の呼び名です。できる場所と時期の違い、家でできること、受診の目安を、公的な資料の言葉どおりにまとめました。

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