amazon& UTA

ジャーナル / 肌と成分 / 肌トラブル

JOURNALベビーカー・抱っこひもで赤ちゃんが汗をかくとき:ムレと暑さの減らし方

書いた人
駒木 綾乃
最終更新
確認日
(生活の場における暑さ指数(参考値)について)

ベビーカーの赤ちゃんは、地面に近いぶん、大人より暑い場所にいます。環境省は、子どもの高さの暑さ指数が大人の高さより高くなることを調べています。外出の前にできること、外出中の見方、帰ってからのケアを、国と自治体の資料でまとめました。

この記事の内容

ベビーカーの赤ちゃんの汗:地面に近いぶん、暑い

ベビーカーに乗った赤ちゃんは、大人より地面に近いところにいます。夏の外出では、この高さの差が、暑さのちがいになります。

環境省の熱中症予防情報サイトは、身長が低く地表面の影響を受けやすい子どもを想定して、高さ50cmの暑さ指数を観測して比べています。結果は、大人を想定した高さ150cmより、平均して0.1〜0.3℃高く、風が弱く日射が強いときには、2℃ほど高くなった例もありました[1]。体感温度は、地表面の影響を受けるため、さらに高くなる、とも書かれています[1]。

環境省の別の資料は、夏は地面に近いほど気温が高く、大人と幼児の高さでは2〜3℃ちがうことがある、乳幼児は自分で十分に意思表示ができないので、周囲の注意が重要だとしています[2]。

東京都こども医療ガイドも、ベビーカーの場合は、地面からの照り返しのために温度が高くなる場合があるので、注意が必要としています[3]。

出かける前にできること

  • 時間をずらす。
    中津川市の資料は、夏の外気浴は、涼しい朝早い時間か夕方がよいとしています[7]
  • 日よけと、反射光を防ぐ。
    環境省の熱中症予防情報サイトは、地表面からの反射光をさえぎることと、熱がこもりにくい服装を、大人以上に子どものために心がけるよう書いています[1]
  • 服は、体をしめつけない涼しいものに。
    消費者庁も、外出のときは体をしめつけない涼しい服装にして、日よけ対策もするよう呼びかけています[4]。素材は、通気性や吸湿性のよい木綿などが勧められています[5]。服の枚数や素材の選び方は「赤ちゃんの汗対策:服の枚数と素材の選び方」にまとめています
  • 着替えと、ふくものを持つ。
    岡山大学病院の資料は、屋外で大量の汗をかくと予想されるときは、着替えを持っていくこと、汗をふく顔・体専用のウェットティッシュを携帯することを勧めています[5]
  • 水分も用意する。
    消費者庁は、のどが渇かなくても、こまめに水分補給をするよう書いています[4]

外出中の見方と休み方

東京都こども医療ガイドは、こまめな水分補給と、体を冷やすために時々涼しいところに移ること、扇風機にあたること、涼しい衣服を着ることなど、気温に応じた対応が必要だとしています[3]。

赤ちゃんの様子は、次のように見ます。

  • 顔が赤く、ひどく汗をかいている。
    環境省の資料は、深部体温がかなり上がっていると考えられるので、涼しい環境で十分に休ませるよう書いています[2]
  • 熱射病の症状がある。
    東京都こども医療ガイドは、すぐに医師に診てもらうこと、症状が進んだ場合は救急車を呼ぶなどして、すぐに診てもらうことを案内しています[3]

木陰に止めたベビーカーの横で、水筒を手にする大人の手

車内に子どもを残すことは、どのくらいの時間でも避けます。環境省の資料は、乳幼児を短時間でも車内に置き去りにしないよう、消費者庁は、子どもがぐっすり寝ていても、車の中で決して一人にしないよう書いています[2][4]。

抱っこひものとき

抱っこひもを使うときは、消費者庁が、長時間つけていると抱っこする側もされる側も疲れるので、抱っこひもをゆるめるのではなく、外して適度に休憩するよう呼びかけています[6]。

汗のたまりやすい場所は、岡山大学病院の資料に、首まわり、ひじの内側、ひざの裏、背中、おむつでおおわれている部分があげられています[5]。抱っこひもを外したときは、これらの場所の汗をふいて、着替えさせます。

中津川市の資料は、あせもは首、わき、ひじやひざの内側など、体温を調節する太い血管のある部分に出やすいと説明しています[7]。

帰ってからのケア

汗をかいたら、こまめにふく、着替える、シャワーを浴びる、と複数の資料が書いています[5][8]。昼寝のあとなど、汗をかいたときは、さっとシャワーで洗い流し、ふくときはこすらないようにします[7]。

あせもができたときの見分け方と受診の目安は「あせもと乳児湿疹の見分け方」に、夜の汗は「赤ちゃんの寝汗は、どこまで普通?」にあります。

タオルを広げて、お風呂あがりの赤ちゃんを待つ大人の手

外出から帰った日のお風呂に

外出で汗をかいた日は、お風呂で汗を洗い流します。石けんを泡立てて、手でやさしく洗い、泡が残らないように流します。

&UTA のボディソープは、クリーミーな濃密な泡が立ち、泡切れのよいソープです。新生児から大人まで、家族みんなで使えます。洗ったあとのうるおいには、弱酸性のミルクローションを。肌になじんでうるおいを与え、乾燥を防ぎます。つくった理由は、ストーリーに書いています。

よくある質問

ベビーカーの赤ちゃんは、大人より暑い?

環境省の熱中症予防情報サイトによると、子どもを想定した高さ50cmの暑さ指数は、大人を想定した150cmより平均して0.1〜0.3℃高く、風が弱く日射が強いときには2℃ほど高くなった例もありました。東京都こども医療ガイドも、ベビーカーは地面からの照り返しで温度が高くなる場合があると書いています。

抱っこひもは、ずっとつけていてもいい?

消費者庁は、長時間つけていると抱っこする側もされる側も疲れるため、抱っこひもをゆるめるのではなく、外して適度に休憩するよう呼びかけています。

この記事は一般的な情報です。肌の症状が続くとき、気になるときは、医師にご相談ください。

参考にした資料

  1. 環境省 熱中症予防情報サイト(—)生活の場における暑さ指数(参考値)について
  2. 環境省(2014)日常生活における熱中症 子どもと高齢者の熱中症予防策(熱中症対策に係る地方自治体等担当者向け講習会資料)
  3. 東京都保健医療局(—)東京都こども医療ガイド「熱射病(熱中症)」
  4. 消費者庁(—)消費者安全 子どもを事故から守る!Vol.556 熱中症を防ぐために!
  5. 岡山大学病院 薬剤部(2021)薬の窓口 No.328(あせも)
  6. 消費者庁(—)消費者安全 子どもを事故から守る!Vol.637 抱っこひも ― 横からのすり抜けに注意
  7. 中津川市(—)赤ちゃんの皮膚の病気(資料2-⑦・2-⑧・2-⑨)
  8. 横浜市旭区福祉保健センター(—)赤ちゃんの健康~夏版~