amazon& UTA

ジャーナル / お金と暮らし / 出産のお金

JOURNAL横浜市の出産費用助成金:子ども1人に最大9万円、申請は出産から1年以内

書いた人
駒木 綾乃
最終更新
確認日
(横浜市「出産費用助成金」)

横浜市は、市内に住む人が出産したとき、子ども1人につき最大9万円を助成しています。健康保険の付加給付がある人は、その分を引いた額になります。申請はパマトコか郵送で、出産の翌日から1年以内です。妊婦健診の費用の助成(5万円)もあります。

この記事の内容

横浜市の出産費用助成金とは

横浜市は、市内に住む人が出産したとき、子ども1人につき最大9万円を助成しています[1]。国の出産・子育て応援金とは別の、横浜市独自の助成金です[2]。所得制限はありません[2]。

この記事の内容は、2026年10月31日に横浜市の公式ページで確かめたものです。

対象になる人

次の3つすべてに当てはまる人が対象です[1]。

  • 2026年4月1日以降に出産した
    妊娠85日以上の死産・流産も含みます
  • 出産の日から申請の時点まで、横浜市内に住民登録がある
  • 健康保険に加入している
    配偶者の扶養に入っていても、健康保険に加入していれば対象です[2]

2025年4月1日から2026年3月31日までに出産した人も、出産から1年間は申請できます[1]。

助成の額と、付加給付の差し引き

助成の額は、子ども1人につき最大9万円です[1]。

加入している健康保険組合から、出産育児一時金の付加給付が出る人は、9万円からその額を引いた分が支給されます[1]。付加給付とは、健康保険組合が出産育児一時金に上乗せして、独自に出すお金のことです。

付加給付 横浜市の助成金
なし 9万円
2万円 7万円(9万円−2万円)
9万円以上 支給されない

申請のときに付加給付をまだ受け取っていなくても、制度のうえで付加給付が出る人は、その分が引かれます[1]。出産祝い金など、付加給付ではないお金は引かれません[1]。付加給付があるかどうかは、加入している健康保険組合に確かめてください。

国の出産育児一時金のしくみは「出産育児一時金とは」にまとめています。

テーブルに開いた冊子の前でスマートフォンを手にする母親と、ひざの上の赤ちゃん

申請のしかたと期限

  • 申請する人
    原則として、出産した本人だけです。配偶者や家族は、原則として申請できません[1]
  • 申請の方法
    横浜市の子育て応援サイト・アプリ「パマトコ」から申請します。パマトコを使わない人は、専用コールセンターに連絡すると、郵送での申請を案内してもらえます[1]
  • 期限
    出産した日の翌日から数えて1年間です[1]

区役所などの窓口では、申請を受け付けていません[1]。パマトコで「審査完了」と出たあとも、市は審査を続けています。結果は、届く通知で確かめます[2]。

用意する書類

書類 気をつけること
母子健康手帳の表紙 交付年月日・母子健康手帳番号・保護者の氏名がはっきり見えるもの
健康保険が確かめられる書類 出産育児一時金が出た健康保険のもの。健康保険証・マイナポータルの資格情報・資格証明書・出産育児一時金の支給決定通知など
死産・流産の日がわかる書類 死産・流産で申請するときだけ。死産証書・埋火葬許可証など
銀行口座がわかる書類 通帳やWEB通帳の、支店名・口座番号・名義がわかるページ

マイナンバーカードはつけません。パマトコでは書類を撮った画像を、郵送ではコピーをつけます[1]。通帳がない人は、支店名・口座番号・名義(カナ)がわかればキャッシュカードでもかまいません[1][2]。

出産したあとで健康保険が変わり、出産のときの保険証が手元にない人は、出産育児一時金の支給決定通知をつけます。マイナポータルの「健康保険証等情報」を、出産日を起算日にして取り出す方法もあります[2]。

ベッドの端に座り、生まれたばかりの赤ちゃんを胸に抱く父親

妊婦健診の費用の助成(5万円)

横浜市には、出産費用とは別に、妊婦健康診査費用助成金(妊婦1人に5万円)もあります[3]。2024年4月1日以降に妊婦健診を1回以上受け、その日から申請の日まで横浜市内に住民登録がある人が対象です。こちらもパマトコで申請し、申請からおおむね2〜3か月で振り込まれます[3]。

問い合わせ先

横浜市出産費用助成金 専用コールセンター(0120-547-059、月曜〜金曜の午前9時〜午後5時、祝日と年末年始をのぞく)に問い合わせられます[1]。妊婦健診の助成は、横浜市妊婦健康診査費用助成金コールセンター(0120-330-043)です[3]。

この助成金を医療費控除の申告に含めるかどうかは、横浜市は一律に決めていません。税務署に問い合わせてください[2]。国の給付は「出産・子育てでもらえるお金と制度の一覧」にまとめています。

よくある質問

夫の扶養に入っています。対象になりますか?

対象になります。配偶者の扶養に入っていても、健康保険に加入していれば条件を満たすと、横浜市のよくある質問に書かれています。

所得制限はありますか?

ありません。

夫が代わりに申請できますか?

原則としてできません。申請できるのは出産した本人だけです。本人が申請しにくい事情があるときは、先に専用コールセンターに連絡します。

参考にした資料

  1. 横浜市(2026)出産費用助成金
  2. 横浜市(2026)出産費用助成金(市独自)に関するよくある質問
  3. 横浜市(2026)横浜市 妊娠と出産の助成金