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JOURNAL赤ちゃんの洗い方まとめ:沐浴から入浴まで、毎日のお風呂の流れ
- 書いた人
- 駒木 綾乃
- 最終更新

赤ちゃんの洗い方は、よく泡立てた石けんを手でやさしくのせ、しわを伸ばして洗い、よくすすいで、ふいたらすぐ保湿します。生後1か月ごろまでのベビーバスから、家族と同じ浴槽に入るまでの流れと、お風呂の安全を、国や自治体の公開資料をもとに、順番どおりにまとめました。
この記事の内容
赤ちゃんの洗い方は、4つ決まれば迷わない
赤ちゃんの洗い方は、むずかしく考えなくて大丈夫です。自治体の資料を読みくらべると、どこも次の4つに行きつきます。
- 毎日のお風呂で、肌を清潔にする。
体調が悪いときなどを除いて、毎日入れるとされています[2][3]。 - 石けんを、よく泡立てて使う。
泡をたっぷりのせて、手で洗います[5][6]。 - 石けんを残さず、よく流す。
洗い残しは、肌があれる原因になります[5]。 - ふいたら、すぐ保湿する。
こすらず、押さえるようにふきます[5][7]。
赤ちゃんの肌は、大人にくらべてうすく、汗もかきやすい状態です[6]。だから、洗うことと保湿することを、お風呂の中でひと続きにしておくと続けやすくなります。
生後1か月ごろまでと、そのあとで変わること
生後1か月ごろまでは、ベビーバスで「沐浴」します。東京都の案内では、これが原則です[2]。お湯は大人より少しぬるめの38〜40℃が目安で、手の感覚だけでなく湯温計で測ります[1]。時間は着替えも入れて10分ほどです。授乳の直前と直後は避けます[3][4]。
新生児のあいだの準備と手順は、「新生児のスキンケアはいつから?」にくわしくまとめています。
生後1か月をすぎたら、家族と同じ浴槽に入れてかまいません。墨田区の資料は、そのときは毎日新しいお湯にするようすすめています[4]。洗い方は沐浴のときと同じで、泡をのせて、手で洗います。

洗い方の基本:泡をのせて、手でなでる
東京都健康安全研究センターのチラシは、石けんできめ細かい泡をたっぷり作り、手で洗うとしています[5]。京都府の資料も、泡はクッションになって、摩擦による刺激を少なくすると説明しています[6]。
- しわを伸ばして洗う。
首、わきの下、足のつけ根、ひざの裏は汚れがたまりやすいところです[3][5] - にぎった手も開く。
赤ちゃんの手は、指をぎゅっとにぎっているので、そっと開いて洗います[3] - 背中は、ひっくり返さなくてもよい。
上を向いたまま洗ってもかまいません[4] - 顔は最初に。
お湯でしぼったガーゼでふきます。1回ふくごとに、面を変えるかすすぎます[3][4]
泡の立て方と手の動かし方は、「ベビーソープの泡の作り方と、洗うときの力加減」で手順にしました。
毎日、石けんを使うかどうか迷ったら
「毎日、石けんで洗わなくてもいいの?」と迷う人は多いと思います。自治体の資料が書いているのは、毎日の沐浴と、石けんをよく泡立てて、よく流すことです。
研究は、まだ途中です。日本の約7万4千人の子どもを調べたエコチル調査では、18か月のときに石けんをほとんど使っていなかった子は、3歳でのアトピー性皮膚炎の診断が多い結果でした[8]。ただし、観察した調査なので、原因までは決められません。
くわしくは「赤ちゃんは毎日、石けんで洗わなくてもいい?」にまとめています。
お風呂の安全:目を離さない
洗い方と同じくらい大事なのが、安全です。消費者庁は、ベビーバスでも手の届く範囲で、赤ちゃんから目を離さないようにとしています[1]。タオルや着替えは、始める前にそろえておきます。ベビーバスを、浴槽のふたの上で使うのはやめます[1]。
家族と同じ浴槽に入るようになったら、次のことも守ります。

洗ったあとと、お風呂を休むとき
タオルは、こすらず包み込むようにふきます[5]。ふいたら、できるだけ時間をあけずに保湿します。肌がなぜ保湿を必要とするのかは、「赤ちゃんの保湿はなぜ必要?」にまとめています。
熱があるとき(37.5℃以上など)、機嫌が悪く元気がないとき、下痢をしているときは、お風呂を休みます[4]。かわりに、顔、首すじ、耳のうしろ、わきの下、おしりを、お湯でしぼったガーゼでふきます。湿疹やあせもなど気になる肌の様子があるときは、「あせもと乳児湿疹の見分け方」も読んでみてください。
洗う道具をそろえるときは「出産準備リスト:沐浴・スキンケアで本当に要るもの」が役に立ちます。
&UTA のボディソープは、クリーミーな濃密な泡が立ち、泡切れのよいソープです。新生児から大人まで、家族みんなで使えます。私たちがなぜ洗うことと保湿の2つに絞ったのかは、ストーリーに書いています。
よくある質問
赤ちゃんの体は、どの順番で洗う?
自治体の資料では、顔、頭、首、わきの下、手、おなか、足、背中とおしりの順です。顔はお湯でしぼったガーゼでふき、頭から下は石けんの泡で洗います。肌が重なるところは、指でしわを広げて洗います。
ベビーバスから大人と同じお風呂に変えるのは、いつ?
東京都の案内では、生後1か月ごろまではベビーバスで入れるのが原則です。そのあとは家族と同じ浴槽でかまわないとする自治体が多く、お湯は毎日新しくします。
この記事は一般的な情報です。肌の症状が続くとき、気になるときは、医師にご相談ください。
参考にした資料
- 消費者庁(2024)子どもを事故から守る!事故防止ポイント Vol.646 ベビーバス使用時の事故にご注意を!
- 東京都保健医療局(—)東京都こども医療ガイド 沐浴のしかた-解説-
- 文京区(—)沐浴の資料(両親学級)
- 墨田区(—)赤ちゃんの入浴(出産準備クラス資料)
- 東京都健康安全研究センター(2019)アレルギー情報チラシ「皮膚を清潔に保ちましょう/保湿剤を塗りましょう」(東京都アレルギー情報 navi. 掲載)
- 京都府(2023)赤ちゃんのお肌のケアと離乳食 食物アレルギーの予防のために(資料5-1)
- 日本アレルギー学会(2024)アトピー性皮膚炎/Q&A
- 環境省 エコチル調査(加藤泰輔ほか)(2023)生後18か月での入浴時の石鹸使用と3歳時のアレルギー疾患との関係(Pediatric Allergy and Immunology に掲載された論文の和文概要)
- 消費者庁(2021)子どもを事故から守る!事故防止ポイント Vol.559 7月19日から「子どもの事故防止週間」です!
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