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- 駒木 綾乃
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保育園の持ち物は、すべてに名前を書きます。コップ、靴、布団カバー、汚れ物袋など、物ごとに書く場所が違います。日野市の持ち物の案内と消費者庁などの資料をもとに、名前のつけ方、洗い替えの数、洗濯表示の見方、洗剤の量り方をまとめました。園ごとの決まりは、入園の案内を優先します。
保育園の持ち物は、すべてに名前を書く
保育園に入ると、毎日持っていく物と、園に置く物があります。日野市の公立保育園の持ち物の案内では、すべての持ち物に記名すること、そして、分かりやすい場所にはっきり書くことが求められています[1]。
入園の準備全体の流れは「保育園の入園準備は、何をいつまでに?」に書きました。ここでは、名前のつけ方と洗濯に絞って見ていきます。
物ごとに、名前を書く場所が違う
日野市の案内には、物ごとの書き方が出ています[1]。
| 物 | 書き方・ほかの決まり |
|---|---|
| コップ | 手の上側と底の2か所。マジックで書いたときは、上からセロハンテープを貼ると消えにくい |
| 上履き・靴 | 表面とかかとの2か所。似た靴になりやすいため |
| 汚れ物袋 | 袋の表に、はっきりと |
| 布団カバー | 白い布に名前を書き、カバーに縫いつける。スナップやファスナーはつけない |
| おてふきタオル | 吊るすための紐があるものを用意する。紐がないときは、角に綿テープを縫いつける |
衣類(着替えの上着、ズボン、肌着、くつ下)は、上の表のような細かい指定はなく、「分かりやすい場所に、はっきり」という書き方で案内されています[1]。名前の付け方には、油性ペンで書く、スタンプを押す、アイロンで付けるシールを貼る、タグを縫いつけるなどがあります。園が決めている方法がある場合もあるので、先に入園の案内を見ます。
着替えの選び方:ひもやフードに気をつける
着替えは、体に合った、動きやすいものを、自分で脱ぎ着しやすいものを選ぶように案内されています[1]。肌着は、ランニングか半そでで、綿100%の素材が好ましいとされています[1]。成長が早いので、ときどき服のサイズや、ズボンのゴムなどを点検するようにも書かれています[1]。
服にひもやフードがあるときは、気をつけます。消費者庁は、走る、跳ぶ、よじ登るなど、活発に動き回る子どもの服にひもやフードが付いていると、まわりの凹凸や隙間に引っかかって、転倒や窒息のおそれがあるとしています[3]。保育園などでは、引っかかるおそれのある服を禁止しているところも多いとされています[3]。
消費者庁は、引っかかりやすいひもがなく、体格に合った服を選ぶこと、家にある服も見直して、危ないひもは外すことをすすめています[3]。

洗い替えは、どのくらい?
日野市の0歳児クラスの案内では、着替え(上着・ズボン・肌着・くつ下)は3組以上、エプロン、おしぼり、汚れ物袋は、それぞれ3枚とされています[1]。エプロンやおしぼりは、洗濯が追いつかないことがあるので、洗い替えが必要とも書かれています[1]。
週末に持ち帰って洗う物もあります。上履きと園庭用の靴は、週末ごとに持ち帰って洗い、布団カバーも、週末ごとに持ち帰って洗濯します[1]。布団カバーは、洗い替えとして2組作っておくと便利とされています[1]。
毎日持ち帰る物は、汚れ物袋に入れて帰ってきます。0〜2歳児クラスでは、エプロンや衣類を入れる袋と、おむつカバーやパンツを入れる袋の、2つを使い分ける案内になっています[1]。衣類用の袋は洗えるエコバッグ、おむつやパンツ用の袋は、ぬれた物が多いので毎日取りかえられるレジ袋が使いやすいとされています[1]。おしぼりは、30cm四方ほどの薄手のものが使いやすく、マイクロファイバーは遠慮してほしいと書かれています[1]。コップと歯ブラシは、毎日洗うように案内されています[1]。
タオルは、ほかの子と共用しません。保育所向けのガイドラインは、手をふくときは、個人持参のタオルかペーパータオルを使い、タオルの共用は避けるとしています[2]。毎日、清潔なタオルを持たせるためにも、枚数に余裕があると助かります。
洗濯のとき、見ておくこと
名前を書いた服を洗うとき、まず見るのは服のタグの洗濯表示です。洗濯表示は、洗濯、漂白、乾燥、アイロン、商業クリーニングの順に、五つの基本記号を並べて示すことになっています[4]。名前をアイロンで付けるシールを使うときは、服のタグのアイロンの記号を見てから付けます。
洗剤は、容器やラベルにある「使用量の目安」を守って量ります。日本石鹸洗剤工業会は、目安より少なく使うと洗浄力が下がり、衣類の黒ずみ・黄ばみ・においの原因になること、柔軟仕上げ剤は、目安より多く使うと吸水性が悪くなることを説明しています[5]。
洗ったあとに、肌に赤みやかゆみが続くときは、使っている洗剤や柔軟仕上げ剤の名前も医師に伝えます。洗剤の選び方は「赤ちゃんの肌着の洗濯、洗剤はどう選ぶ?」で見られます。

名前が薄くなったとき、持ち物が足りないとき
名前は、洗濯をくり返すと薄くなることがあります。洗濯のたびに、名前が読めるかを見ておき、薄くなったら書き足します。
園では、パンツや紙おむつの替えがないときに、園のものを貸してもらえることがあります[1]。借りたときは、新しいものを返すように案内されています[1]。
入園してから、子どもの肌に気になる様子が出たときは「保育園に入って肌荒れが増えたとき」を読んでみてください。
よくある質問
保育園の持ち物には、どこまで名前を書きますか?
日野市の公立保育園の案内では、すべての持ち物に記名します。分かりやすい場所に、はっきり書くことが求められています。コップは手の上側と底、靴は表面とかかとのように、物ごとの書き方も案内されています。園ごとの決まりは、入園の案内で確かめます。
名前を書いたあと、洗濯で消えませんか?
日野市の案内では、コップにマジックで書いたときは、上からセロハンテープを貼ると消えにくいとされています。布団カバーは、白い布に名前を書いて縫いつけます。洗濯のたびに、名前が読めるかを見ておくと安心です。
参考にした資料
- 日野市(—)保育園の持ち物準備(持ち物一覧と各持ち物の説明)
- こども家庭庁(2023)保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版・2023年10月一部修正)
- 消費者庁(2022)みんなの消費安全ナビ Vol.600 子ども服、安全性を意識して選んでいますか?
- 消費者庁(—)繊維製品について(家庭用品品質表示法 Q&A)
- 日本石鹸洗剤工業会(2021)暮らしのクリーンノート ㉔ ディープクレンジングで洗たく上手! 洗剤や柔軟仕上げ剤は計量が大切
